Googleアナリティクス設置しただけになっていませんか?

NOV 06, 2014 / Written by WATARU INABA MEDIA

こんにちはメディア運営担当の稲葉です。

たまには実用的なネタを、、、
アクセス解析を利用したサイト分析についての記事を何回かに分けて書いていこうと思います。
今回はまず、「分析の前にGoogleアナリティクスで設定しておきたい項目」について!

Google アナリティクス」といえば無料で導入できるWebサイトやブログのアクセス解析ツールの定番として世界中で使われていますね。
登録の仕方や導入については色々なサイトで語られているので割愛します!
参考サイト

Googleアナリティクスを導入してサイト分析のスタート地点にやっとたてます。
そこからアクセス解析データを元に問題点の洗い出しや仮設の組み立て改善策の実施。
さらに実施結果の分析からさらなる改善策の。。。。。。。
とPDCAを回すことが大切です。

しかし!!!
「あなたのサイト分析。本当にスタート地点に立てていますか?」
「スタートもしてないのにあれこれ考えちゃっていませんか?」

フォーデジットデザインでも既存サイトのリニューアルを依頼された時など既に設置されているGoogleアナリティクスのレポートから
どうリニューアルすべきなのか話し合いながら設計やUXデザインを進めたりしています。

ただ、たまに
「Googleアナリティクスは導入しているけど、ちゃんとアクセス解析が取れていない!」
というサイトがあるんです。
正しい分析をするためには、正しい数値を得る事が大事です。

ということで、
「とりあえずGoogleアナリティクス入れてみたけど、それじゃダメだったの?」
という方へサイト分析の第一歩を踏み出すための準備をお伝えしたいと思います!

ちょっと長めですが、是非お読みください!

地味だけど超大事「自社内のアクセスを除外」

恐らく説明しなくてもお分かり頂けるかと思いますが。
「今月セッションめっちゃ多い!やった〜!」 → 「実は社内からのアクセスが大半でした」
とかにならないためにも予め自社のアクセスを除外しておく必要があります。

ip-jogai

Googleアナリティクス設定のビューから「フィルタ」を選択し、フィルタの種類を
 除外>IPアドレスからのトラフィック>等しい
 フィルタパターンに自社のIPを入力
と設定してください。
これで社内からのアクセスを除外したレポートが取得できるようになります!
念のため自社を含めたビューと除外したビューの2つ作っておいてもいいですね!

よくあるミス「クロスドメイントラッキングが出来ていない」

業界ではきっとあるあるネタです。
設置している意味がびっくりするくらいなくなっちゃいます。

ちなみに、クロスドメイントラッキングとは
ドメインA(http://www.shop4dd.com)と
ドメインB(http://cart.shop4dd.com)のように
複数のドメイン(トップレベルドメインでもサブドメインでも)を跨いで同一サイトと認識することです。

例えば、
ex1. 下層コンテンツ毎にサブドメインを設定しているサイト
ex2. ショップページと決済ページ(カート)のドメインが異なるサイト
ex3. メインのページと問い合わせページのドメインが異なるサイト
などで複数ドメインが使われている事が多いと思います。

xdomain

クロスドメイントラッキングをしていないと例えばECサイトでは、、、

1. 「http://www.shop4dd.com」へアクセス (セッション開始!)
2. 「http://www.shop4dd.com」内を回遊(ページビューUP!)
3. 決済するか〜「http://cart.shop4dd.com」へ移動(離脱! & セッション開始!?)

という感じになってしまい、
コンバージョンに至るプロセスで他ドメインを設定している時なんかに設定できていないと
コンバージョン数が0になってしまったり、
同一サイト内での回遊としたいはずなのに、途中離脱となってしまい各ページの離脱率も正確に取れなくなってしまいます。
しかも同一アカウントプロパティを使っているので(設定はしていない前提で)
同一ユーザーの同一セッションにも関わらずセッションが2になってしまうんですね。

「やってなかった!」という方は是非Google先生のヘルプを見て設定してください!

これ大事!「目標の登録」

「目標」。凄く大事です。
これが設定されていない状態だと、極端ですが
「訪問者とかページビューとかの”数字”をただ見ているだけ」です。
それはそれでウォッチする大切さもありますが、、
そもそもアクセス解析を導入するという事は、何らかの課題があったり目的があって、
それに向けた施策を立案するための指標やデータが欲しいからなはずです。
色々なGoogleアナリティクス解説サイトで目標設定の重要度が語られています。

例えばこんなサイト目的があるとします。
- 資料請求してほしいなー
- サイト内を回遊してコンテンツをよく読んでほしいなー

そんな目的があるならば、それに沿った目標を設定して、
その結果を分析する事が大事ですよね?

うえに上げた目的があるならば目標は
- 資料請求の数を昨対比で50%UPさせる!
- 平均PV◯ページ以上!且つセッション時間◯分以上!
ざっくりしてますがこんな物があると思います。

※実際目標をたてる時はもっとしっかりやりましょう!

「目標」を設定するとこのようなユーザーの特定のアクションの頻度や回数を測定できるようになります。
そしてそれを元に目標を達成したユーザーとそうじゃないユーザーのあらゆる行動を比較、仮設、施策、改善と繰り返します。

これも大事!「キャンペーントラッキングの設定」

キャンペーン等の施策を実施していながらこれを設定していないのは大問題です。
これ何なのかというと、
「URLにパラメーター(末尾の?以降)を付与して、どのキャンペーンから流入したのかを区別できるようにする」
ということです。
例えばメルマガのあるリンクから流入した場合、そのユーザーは「参照元なし」となってしまいます。
しかし、URLに規定のキャンペーンパラメーターを付加すれば各パラメーターに付与した情報がレポート画面に表示されることになります!
パラメータは下記があります。
utm_source : 参照元(メルマガタイトル など)
utm_medium : メディア(メールとかCPC など)
utm_campaign : キャンペーン名(年末大売り出し! など)
utm_term : キーワード(有料検索時に使用。)
utm_content : 広告のコンテンツ(同一キャンペーン&メディア内での同一リンクの判別につかったり(logoとかtextとか))

詳しくは公式ヘルプで!URLの生成もできますよ!

ちなみにAdWordsではGoogleアナリティクスの設定の「AdWordsのリンク設定」からアカウントを関連付ける事で、
AdWords側で設定したキャンペーンやキーワードの設定等が自動的に取り込まれるようにする事も可能です!

おまけ的な感じだけど「ユーザー属性レポートの設定」

ユニバーサルアナリティクスのトラッキングコードに1行追加で取得できるようになるユーザー属性。
これはGoogleが広告ターゲティングに使用しているユーザー情報をトラッキング出来るようになります。
年齢や性別、興味のあるカテゴリ等が分かるようになります。
サイトを見ているユーザー層が狙っていた通りになっているか判別するときや、
オムニチャネル時代と色々なところで見かける昨今、店頭とwebの差を見るのに使ったりなど取得しておいて損はありません!

結構便利「検索エンジン最適化(SEO)レポートの設定」

これは同じGoogleのウェブマスターツールとデータ共有する機能です。
アナリティクスではGoogleからの流入キーワードは全て「(not provided)」となってしまい
Googleでどのようなワードで検索されているか全く分かりません。
それを分かるようにしているのがGoogleのウェブマスターツール。
Googleでのどのようなワードで検索され何回表示されているか、クリック数、クリック率、平均掲載順位が分かります。
サイト閲覧前のデータまで分かってしまいます。
アナリティクスで検索エンジン最適化(SEO)レポートを設定する事でウェブマスターツールとデータ共有し、
アナリティクス側でウェブマスターツールの情報が見られるようになります。

さらに!
この2つを連携する事で利用できるようになる2つのことがあります!

1つめは「キーワードの検索順位の日別推移」です!

これ何故かウェブマスターツールで出来ないんです。
アナリティクスでは、
「検索エンジン最適化>検索クエリ」で、エクスプローラーの折れ線グラフ。デフォルトでは「表示回数」となっていますが、
ここを「平均掲載順位」とします。
この時グラフは全ワードの平均掲載順位となってしまいますが、
データテーブルの上にある検索窓の横にあるアドバンスをクリックし、
確認したい検索クエリ(キーワード)を完全一致で検索する事で
「キーワードの検索順位の日別推移」が確認できちゃいます!

2つめは「定期的なデータのダウンロード」です!

ウェブマスターツールで定期的にデータを配信する事はできませんが、
アナリティクスには指定した間隔でデータをメール配信する機能があります。
これを利用して、検索クエリのレポート画面がから「メール」を選択し「頻度」を指定すればok!
あとは指定した通りにレポートがメールで送られてきます。
ちなみに、
ウェブマスターツールでは直近2日ぶんのデータが取得できないため、日別の配信はできません。
週別や月別でも直近1日が無い状態で配信されます。

また、ウェブマスターツールでは端数まで表示されているものの、アナリティクスでは概数表示になっていたり、
そもそも数値が異なっている(指標やフィルタなどの都合で)事があったりするので、
あくまでもそれを踏まえた上で取り扱いましょう。

いかがでしたか?
Googleアナリティクスを導入しているのに、まだ設定していない項目があったという方は
是非この機会に設定してみてください!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
Written by WATARU INABA
Related Posts

Contact Us

お仕事の依頼やご相談、弊社ご説明は
こちらからお問い合わせください。
TEL : 03-5774-6809 / 
FAX : 03-5774-6705